マザリーズ(Motherese)

Baby Talkからはじめる英会話
ホンマでっか!?TV」で、あの胡散臭い脳科学の人が言ってた言葉。
赤ちゃんに対してお母さんが話しかける言葉のことを言うようで、言葉そのものには意味がない場合もあるみたい。


マザリーズ(motherese)とは、乳幼児に向けた、意識するしないにかかわらず自然と口をついて出る、声の調子が高くゆったりとしたリズムの話し方をいいます。マザリーズは、乳幼児の言葉の獲得や情緒を育む重要な養育行動の一つとされています。


乳幼児に話しかけるとき、私たち大人は、意識するしないにかかわらず、声が高くなり、抑揚をつけた独特の韻律※8で話します。日本語では、「あんよ」や「ねんね」といった育児語(幼児語)も使われます。マザリーズとも呼ばれるこの現象は、ほぼすべての言語圏や文化圏で見られ、個人差はあるものの、老若男女を問わず口を突くことから、ヒト共通のメカニズムがあると考えられています。乳幼児もマザリーズを好んで聞きます。そのため、マザリーズによる言葉の獲得や情動の発達への影響に注目した研究が続けられています。

Wikipediaに項目はないようなのだが、「Motherese」でググると「Baby talk」という項目が引っかかる。


Baby talk, also referred to as caretaker speech, infant-directed speech (IDS) or child-directed speech (CDS)[1][2][3][4] and informally as "motherese", "parentese", or "mommy talk"), is a nonstandard form of speech used by adults in talking to toddlers and infants. It is usually delivered with a "cooing" pattern of intonation different from that of normal adult speech: high in pitch, with many glissando variations that are more pronounced than those of normal speech. Baby talk is also characterized by the shortening and simplifying of words. Baby talk is similar to what is used by people when talking to their pets (pet-directed speech), and between adults as a form of affection, intimacy, bullying or condescension.

「Baby talk」に対応する日本版Wikipediaの項目は「幼児語」で、これを読むと「Motherese」はどうも「育児語」と訳されているようだ。


乳幼児との会話には、通常の会話に用いられることが少ない特殊な語彙が用いられることが多い。このような言葉は、幼児が自発的に話すこともあるが、多くは周囲の人間が幼児、乳児に語りかけるのみ用いる言葉であって、幼児はこれを聞いて学習し、声を発するようになる。このため育児語(いくじご)と呼ばれることがある。一般的に、調音器官の使い方が未発達な幼児でも発音しやすい音を持つ言葉、同じ音を連続させて単純化した言葉、反復した言葉、長い言葉を省略した言葉などが用いられる。
乳幼児は、単語を単独で発し、他の文法要素は用いないのが普通であるが、周囲のものは、通常の文の中に特殊な語彙を組み込んで話すことも多い。