上を向いて歩こう

上を向いて歩こう
先日、ある方と話をしていて、坂本九が「上を向いて歩こう」を出したとき歌い方で批判されたという話を聞いたんだけれど、Wikipediaにも記載があった。


売り上げだけを見れば相当なものであったが、九の独特な歌い回しが耳に合わない当時の保守的な日本の歌謡界においては評価は高くなかった。日本レコード大賞にも選ばれていない。だが、この評価は世界での大成功により覆された。
1961年7月21日、産経ホールで開催された「第3回中村八大リサイタル」で、坂本九の歌によって初披露された。同年8月19日、NHK夢であいましょう」でテレビ初披露。
上を向いて歩こう」は歌いだしが印象的な歌だが、レコーディングの時にその「上を向いて……」の部分を初めて聴いて「ウエヲムーイテ」が「ウヘホムフイテ」に聞こえたという作詞者の永六輔は、「何だその歌い方は!」と九に向かって激怒したと伝えられる。この独特の歌い方は、母がやっていた小唄とプレスリーバディ・ホリーの影響であるとも言われている。永六輔は後に、九の母の話から、九と邦楽の歌い方を結びつけて考えるようになった。



確かに、このハネたような歌い方じゃなかったら、この歌のハッピーな感じは生まれなかっただろうし、アメリカでヒットもしなかったよねたぶん。