ヘイフリック限界/プロジェリア(progeria)/ハッチンソン-ギルフォード早老症候群


503:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/08(月) 20:04:24.63 ID:88wk2C0p0
地球上に人類が誕生してからの総人口を考えると
確率的に2〜3人の不老不死者ができてるって聞いたことがあるけど本当?
確かヒーラ細胞関連



530:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/08(月) 20:11:20.56 ID:kHd6S3IyO
>>503
そんなわきゃない
ヘイフリック限界や細胞自体の生存限界があって
細胞の分裂回数や寿命が人では一定に決まってるから


ヒーラ細胞はある黒人女性のガン細胞を培養し続けたもの
ガン細胞はヘイフリック限界が存在しないから培養を続ける事が出来てるだけ


ヘイフリック限界(Hayflick limit)とは、細胞の分裂回数の限界のこと。ここでは主に、ヒト体細胞のヘイフリック限界について記述する。


ハッチンソン-ギルフォード早老症候群という病気がある。
 いわゆるプロゲリアだ。
 プロゲリアは、生まれてくる子どもの400万人〜800万人に一人というまれな病気だ。
 その名のとおり早く老けてしまうので、この病気をもっている子どもの運命は残酷だ。
 他の子どもの100倍ものスピードで老化が進む。
 プロゲリアの赤ん坊は一歳半になるころには、皮膚にシワが出て、髪の毛が抜ける。
 やがて動脈硬化などの循環器系の問題や、関節炎などの変性疾患もはじまる。
 患者の大半は、10代のうちに心臓発作や脳卒中で世を去る。
 この病気で30歳まで生き延びたという記録はない。

(中略)

レオナルド・ヘイフリックは現代の老化研究の基礎を築いた人物の一人だ。
 彼は1960年代に、細胞は決まった回数だけ分裂するとじみょうが尽きてしまうことを発見した(例外もあるのだが、それについてはあとで説明する)。
 この細胞分裂回数制限は「ヘイフリック限界」と呼ばれていて、人間の場合は「52回から60回ほど」だ。
 ヘイフリック限界は、染色体の末端を保護するキャップにあたる「テロメア」がすり減っていくことに関係がある。
 細胞は分裂するたびにDNAの破片を少しづつ失う。
 DNA情報を確実に複製するためには、失った破片部分の情報を補わなければならない。
 その情報補充に使われるのがテロメアだ。
 テロメア細胞分裂のたびに短くなっていくが、そのおかげでDNAの全情報が守られる。
 しかし、細胞が50〜60回分裂するとテロメアはなくなり、情報伝達はそこで終了となる。
 つまり、細胞分裂は行われなくなる。
 では、細胞分裂に限界を設けるように進化したのは何のためなのだろう。
 答えを先に言おう。
 「癌だ!」


早老症候群には、小児期の初期に発病するハッチンソン‐ギルフォード症候群(一般的な早老症を指します)と、青春期または成人期の初期に発病するウェルナー症候群の2種類があります。両症候群とも遺伝性ですが、ハッチンソン‐ギルフォード症候群の正確な遺伝的原因は特定されていません。しかし近年の進歩により、ウェルナー症候群の遺伝的原因は特定されています。ハッチンソン‐ギルフォード症候群では、強皮症、禿頭、その他の老化と関係のある状態(たとえば心臓、腎臓、肺の病気)が生じます。同様にウェルナー症候群では、強皮症による皮膚の変化、禿頭、アテローム動脈硬化発生率の増加などが起こります。ハッチンソン‐ギルフォード症候群、ウェルナー症候群いずれの場合も、脳卒中の場合を除いて中枢神経系には十分余力があるため、大脳機能による日常の活動には支障はありません。ウェルナー症候群の他の特徴には、早発性白内障、筋肉疲労、癌発生率の増加(ウェルナー症候群患者以外ではまれなタイプの癌も含む)などがあります


ハッチンソン・ギルフォード・プロジェリア症候群(ハッチンソンギルフォードプロジェリアしょうこうぐん、Hutchinson-Gilford Progeria Syndrome (HGPS ) )は、先天的遺伝子異常を原因とする早老症のひとつ。


定義 [編集]
ハッチンソンが初めて臨床報告し、その後ギルフォードによりギリシャ語の「早すぎる老化」に由来する「プロジェリア (Progeria)」 を冠して命名された。 一般的には、プロジェリア症候群プロジェリアしょうこうぐん Progeria Syndrome)ないしプロジェリア(Progeria)の通称で、広く知られている。