マセレーション(maceration)


2. 孵化するとオスとメスが分けられ、オスのヒヨコは高速グラインダーにかけられて殺処分されてしまう。


 なぜならオスのヒヨコは卵を産めないし、食肉にもならないからだ。オスのニワトリは代経済動物産業においてはまったく役に立たない存在なのだ。そこでオスのヒヨコはマセレーションという方法で殺されることになる。


maceration
【名】

  1. 浸軟、冷浸
  2. 《ワイン》マセレーション、浸漬◆果皮を果汁に漬けて、果皮のタンニンを溶け出させ、ワインの風味に独特の渋み加えること。

maceration of skin
皮膚の浸軟
skin maceration
皮膚のふやけ


macerate
【名】

  1. 〔液体に〕浸されて柔らかくなったもの
  2. 《化》温浸法
  3. 《医》〔子宮内で死んだ胎児の〕浸軟

【自動】

  1. 〔液体に浸されて〕柔らかくなる
  2. 《料理》昧が染み込む
  3. 〔断食・気苦労などで〕痩せ衰える

【他動】

  1. 〔液体に浸して〕〜を柔らかくする
  2. 《料理》〜に昧を染み込ませる
  3. 〔断食・気苦労などで〕〜を痩せ衰えさせる


胎児が子宮内で死亡したときの死後変化の状態を浸軟〔現象〕maceration phenomenonといい,浸軟した状態にある胎児を浸軟児という.胎児は子宮内で死亡すると,まず,表皮に水疱ができはじめ,表皮がついで剥離してくる.これは死後3日以内に起こる浸軟現象で浸軟1度という.さらに,死亡胎児がそのまま子宮内にいると,死後変化は表皮から真皮,皮下組織へと移る.これが浸軟第2度で,さらに内臓まで浸軟現象がすすみ,融解された状態を浸軟第3度という.このような状態になると死亡胎児の組織から遊離した組織トロンボプラスチンtissue thromboplastinは,母体血中に吸収され,母体のフィブリン形成を助長し,死胎児症候群dead fetus syndromeという重症なDIC(播種性血管内凝固症候群)をひき起こすことがある.

音(おん)からマッシュポテトのマッシュ(mash)かと思ったら、そうではないらしい。