Once In A Blue Moon
月の見かけ上の大きさは、地球上のどこで見ても、「腕を伸ばした先の五円玉の穴に入ってしまう」というのは有名なお話ですね。
だけど、太陽よりおっきな月を見たり、すごく綺麗に見えて見入ってしまったことがありませんか?私はあります。
これが「ムーン・イリュージョン(Moon Illusion)」です。「ブルー・ムーン」とは一月の間に2度満月を見ることです。
Twitterでフォローさせていただいてる方のブログに「ムーン・イリュージョン」と「ブルー・ムーン」という言葉があったので調べてみた。
Wikipediaに「ムーン・イリュージョン」の項目はないのだけれど、関連するのはこの辺かな。
地球上から月を観察すると、月の大きさが変わっているように見えることがある。空高くに位置する場合と地平線または水平線近くに位置する場合とは、明らかに大きさに変化があり、前者の場合は小さく見え、後者の場合は大きく見える。
この現象は人間の目の錯覚によるものと言われている。カメラとは異なり、人間の目は視界に入るすべての物体を鮮明に見るべく、常に焦点位置を調節し、脳で画像を合成している。このため月と近場の物体とが同時に視野に入った場合、人の認識する月が巨大化する。逆に空高くに位置する場合は、比較となる対象物が存在しないために、小さく(実質的な目視上のサイズとして)見えるのである。
前述の通り、月の視直径は、腕を伸ばして持つ五円玉の穴の大きさとほぼ同じである。空高くに位置する時の小さな姿は、五円玉の穴にその全てが収まってしまいそうに見える。地平線近くにある大きな月の場合は、五円玉の穴に入りそうもなく思えるが、実際は小さな月と同じように五円玉の穴に全てが収まってしまう。
あと、こちらに、天文学者や数学者や哲学者が、この「ムーン・イリュージョン」についてどういう考察をしたか、というまとめがあるんだが、現在、一番有力なのは、
観測者は地平線上での方が頭上でより天体を遠くにあると感ずる傾向にある。すなわち、知らず知らずのうちに月をより遠い地平線上にあると考えてしまう。そのために月の角直径は変わらないのだが、地平線上での月をより遠いとは思わないで月が大きいと感じてしまう。
という説だとか。
結局、
\/ /|\ | | | | | \|/ | /\
ってことかよ(笑)
「ブルームーン」は、普通にWikipediaに項目があった。
月の満ち欠けは、平均約29.5日を周期として繰り返される。月の長さは2月を除けば30日か31日で、月の初めに満月になると、その月の終わりに再び満月が巡ってくる。ひと月のうちに満月が2回あるとき、この2回目の満月を「ブルームーン」と呼ぶ。本来、大気中の塵の影響により月が青く見えたことを「ブルームーン」と言っていたが、1946年に「Sky & Telescope」誌の誤解により、ひと月のうち2回目の満月を「ブルームーン」と呼ぶようになった。
面白いのは、この「ブルームーン」から生れた「めったにない」という意味の英語の熟語"once in a blue moon"でググると、こういう結果になること。
once in a blue moon = 1.16699016 × 10-8 ヘルツ
なんじゃこりゃwww「人生、宇宙、すべての答え」かよwwwと調べてみたが、これは太陽太陰暦の周期をあらわすものらしい。
Googleでこの言葉を検索すると電卓機能で
once in a blue moon = 1.16699016 × 10-8 ヘルツ
と出てきます。
ちょっと分かりやすくするためにこれに19年を掛けると
once in a blue moon * 19 years = 6.9970582
今年は、年に2回ブルームーンがあるめずらしい年だとか。