相槌


「相槌を打つ」ってコトワザあるよな?
あれは相手の言葉や動作に対して、適切な反応を示すことだ。
これは俗に言う「鍛冶言葉」。

鋼の鍛造において弟子の仕事は、
座っている師匠では思いっきり鉄を叩けないから、
指示通りの場所を指示通りに頭より高いところから槌を振り下ろすこと。
もちろん言葉の指示なんか無いんだぜ。

師匠が叩いた場所を、叩いた強さで感じ取って、弟子が順番に叩く。
人が多ければ、師匠と弟子3人てとこ。
師匠の槌に相槌を打つ。
これがこの言葉の起源だ。

仲々の良スレ。
昔、刀匠に弟子入りしていたというスレ主の話が興味深い。
なお、記事中の「四方詰め」・「甲伏せ」については以下に記述がある。


これが, 普及レベルの刀の構造. 断面図である. 「甲ぶせ」というつくりかただ. 鉄の芯に, 刃の方だけ鋼をかぶせてある.

赤羽刀(あかばねとう)についてはWikipediaを引いておく。


GHQに没収された刀の多くは赤羽にあった米軍の倉庫に保管され、占領の解除と共に日本政府に返還された。しかし、元の所有者が殆ど不明のため、所有権は政府に移り、刀剣愛好家の間でこれらの刀剣は「赤羽刀」と呼ばれている。