Kindle Unlimitedまとめ(SF・ファンタシー篇)

海外と国内に分け、一応五十音順にしてある。
まずは海外篇から。


アシモフは『夜来たる』を筆頭に、グーテンベルク21から再発されてる3作Kindle Unlimitedに(旧版は早川から出ていたもの)。
B00IE7M72K


ジョン・ヴァーリイは創元で二冊にまとめられた〈八世界〉シリーズの短篇集のうち一冊が。
B016ACVGBI


ジャック・ヴァンスは『終末期の赤い地球』。
B00U3AJON6


A・E・ヴァン・ヴォークトはこの二冊。
B00AQRYNCI B00U3AJPDK


ジャック・ウィリアムスンの『ヒューマノイド』。
B00C0NTQUK


映画にもなったジョン・ウィンダム の『トリフィドの日』。映画は怖かったなあ。
B01A6TL5L2


H.G.ウェルズグーテンベルク21が再発してる旧作と、新しい翻訳では光文社の古典新訳文庫からの『タイムマシン』がKindle Unlimitedで読める。
B00H6XBANU


ジュール・ヴェルヌグーテンベルク21が再発してる旧作が16作ほどと、創元SF文庫の『十五少年漂流記』。
B007TAKKD6


ジョージ・オーウェルは『一九八四年』の旧訳版を中心に5作
B00AQRYSVO


オールディスは『寄港地のない船』。オールディスの処女長篇が21世紀に翻訳されたこともビックリなのに、kindle化されて読み放題にもなるなんて。
B013UHSFK6


レイ・カミングズの『時の塔』。
B00VWT965S


ジョン・W・キャンベルは『遊星からの物体X』の原作である『影が行く』と、最近ヒットした『火星の人』みたいなサバイバル系SFの古典『月は地獄だ!』の二冊。
B00LGE04GY B00U3AJOSQ


ヨースタイン・ ゴルデルは『ソフィーの世界』の上だけ。下ももちろんkindleにはなってるんだけど、これもプロモーションか。
B008YOHGRY


メアリー・シェリーはもちろんこれ。
B00AQRYOKO


ヒューゴー賞受賞、ネビュラ賞受賞作、世界幻想文学大賞受賞作も収録したキジ・ジョンスンの『霧に橋を架ける』がKindle Unlimitedに。これはうれしい。
B00KLAMQMY


E・E スミス。グーテンベルク21から旧訳版の〈レンズマン〉シリーズと〈スカイラーク〉シリーズ東京創元社からレンズマンの第一作『銀河パトロール隊』。
B007TAKM66


ギャビン・スミス。つい数ヶ月前に出たバリバリの新刊だけれども、シリーズ物なので、これもプロモーションという判断のようだ。
B01EWVMWD0


創元SF文庫からジョーン・スロンチェフスキのキャンベル記念賞受賞作。
B010DY7PHS


カレル・チャペックはこの二冊。
B00C0NTP2Y B00AQRYLSO


ディックは仁賀克雄が噛んでて色々スッタモンダあったオリジナルの短編集が。
B01ABTD830


刊行当時話題になったラヴィ・ティドハーの『完璧な夏の日』もKindle Unlimitedに。
B00T9FKZ0C


コナン・ドイルはホームズもあって、それはミステリ篇(?)で取り上げるつもりなんだが、SFということなら、この三冊か。
B00AQRYM9M B00LGE04CI B00VWL8TKO


ハインラインは、これもグーテンベルク21から出てる二冊。
B00LBBQOIO B00LBBQOLG


オールダス・ハックスリーの『すばらしい新世界 』。
B01A6TL5KI


エドモンド・ハミルトンは『天界の王』などハヤカワから出てた旧作の再発が3作
B013T4WXDU


エドガー・ライス・バロウズ(E・R・バローズ)は、創元から出てた火星シリーズと地底世界(ペルシダー)シリーズが全巻*1
B00AQRYLH0 B00VWL8TIG



ロイス・マクマスター・ビジョルドは『戦士志願』が。
B00L494QHY


フィリップ・ホセ・ファーマーはハヤカワSF文庫から出ていた『緑の星のオデッセイ』。
B01FSIQGO2


アルジャーノン・ブラックウッドは光文社古典新訳文庫の二冊にインディーズ出版社の二冊で計四冊
B00H6XBHO2


レイ ブラッドベリは『十月の旅人』。
B00LBBQP9M


ジェイムズ・P・ホーガンは初期の傑作『星を継ぐもの』と、最新の長篇『揺籃の星』の上のみ。
B00PGNZFD8 B00QFEJSK8


創元が最近推してたマーク・ホダーは、ハードカバーで出てたスチームパンク三部作が全部Kindle Unlimitedになってる。
B00STF0KV2 B012D8RZF4 B01B6CTS4Y


エドワード・D・ホックの〈サイモン・アークの事件簿〉が1、2共に。
B00NFJ90JA B00NOZE60I


『イシュタルの船』や 『蜃気楼の戦士』で有名なファンタシー作家、A・メリット。
B01ABTD88A


ロバート・F・ヤング。これも最近出た長篇がKindle Unlimited化。
B00ITPTXYM


エリック・フランク・ラッセル。ハヤカワから出ていた長篇と短篇集の再発が。
B013T4WXGM B01FSIQGNI


続いて国内篇。

秋津透(著)、あろひろし (イラスト)の〈ルナ・ヴァルガー〉は全巻
B00JZGWKWQ


朝松健。「魔術戦士(マジカルウォーリアー)」のシリーズを含め系八冊。
B011DN5XZE



海野十三をSF作家とみるかミステリ作家とみるかむずかしいところだが創元から出ている短編集が二冊、目についたのでここで紹介しておく。
B0144LZWAS B015HB87FG


大原まり子は初期の佳作と、星雲賞受賞作、日本SF大賞受賞作の3作。
B00K67F8IG B00M9TTE1G B00K67F8HM


小川一水朝日ソノラマから出ていた長篇を加筆し、ゆうきまさみの表紙イラストで。
B01D2HPY9E


ハヤカワのJコレから『波の手紙が響くとき』を出してるオキシタケヒコは、シリーズ物の一巻が。
B00R4JX10Q


鏡明の唯一の著作である伝説の連作がKindle Unlimitedに。
B007TAKIQA


川又千秋の『幻詩狩り』。
B007TAKQAI


かんべむさし。デビュー作である『決戦・日本シリーズ』を含む3作。
B017GQ9SZ8 B0160MY2QY B018IEIB0A


菊地秀行は、なんともラノベっぽいタイトルの長篇が。出自は朝日ソノラマだし、ラノベっぽくてもかまわないんだけどさ…
B0183KN0WS


貴志祐介は『ダークゾーン』という長篇(上下)のみ。
B00FS65H7C B00FS65H9U


北野勇作は短篇が一本だけ。
B0197PMZWO


栗本薫。グイン本体はもちろんないが、見落としていたグインのコミカライズ(六巻までKindle Unlimited化されており、そこが原作の五巻までの模様)と、同じく伊集院大介物のコミカライズを発見。
B017VHR6CE B017VHR89U


小池一夫毎日新聞の日曜版に連載していた時代小説(?)が、高橋留美子の表紙絵でラノベレーベルから。
B01C5SL87S


黒史郎の『未完少女ラヴクラフト』。全然知らない作家なんだが表紙が気になった。
B00BG3ZP9G


小松左京は『首都消失』に『虚無回廊』と大作が二作と、徳間から出てた短編集がなぜか一冊。
B01CHXVXSK B01B1G8CKG B01EY302YM


普段は警察小説なんかを書いてた今野敏がいきなり出したガンダム小説(?)。僕が読んだころは二巻ぐらいまでしか出てなかったが、その後完結したようで、今回、一巻のみがKindle Unlimitedになっている。
B009GXLZ5G


榊一郎。「デビュー作「ドラゴンズ・ウィル」の後書きに記載されていた幻のヴァージョン3。イラストレーターは藤城陽氏。2001年から2002年に上下巻で出版された同人誌を1冊にまとめ、応募者全員プレゼントだった設定資料集を巻末に掲載。電子書籍版として再販」とのこと。
同人誌からのこういう流れもあるんだな。
B00H3LBYI6


笹本祐一はこの二冊。
B0177Z862Y B008CAG1OY


菅浩江は創元の『ゆらぎの森のシエラ』と祥伝社文庫の収録作品などがいくつか
B007TAKLLC


SF篇に入れていいかどうか迷うけれど、杉作J太郎の『応答せよ 巨大ロボット、ジェノバ 』。
B0087KZDEI


田中光二。現時点でKindle Unlimitedになってるのは学研から出てる架空戦記物のみ。
B007VAP96C


田中ロミオは『人類は衰退しました』の一巻と、単独の長篇がいくつか
B00A20SDZ2


都筑道夫は創元でまとまってる『未来警察殺人課』。
B01ANFR194


二階堂黎人は徳間から出ていたSFミステリが。
B0197PMZWE


長谷敏司ガガガ文庫から一冊。
B01H3CSBUI


林譲治は、かなりの数架空戦記物が。
B019LL8YUQ


はやみねかおるは〈ミステリ篇〉(本当にやるのか?)でもちろん挙げるつもりだったんだけれど、とり・みきイラストでレビューでもSFだという声多数のこの作品だけはここで挙げとく。
B00LP6RWWC


半村良は『石の血脈』と『妖星伝』の一巻のみ。
B00E4BIYRM B00E4BIYOU


最近、新刊が出て一部の界隈が騒然とした、火浦功のその新刊が(内容は既存の短篇の再編集版のようだ)。
B01C5SL88M


平井和正e文庫で出て、その後、kindle化したものはKindle Unlimitedになってる模様。最近、生頼範義がらみで刊行された祥伝社版の〈アダルト・ウルフガイ〉シリーズや『幻魔大戦』、『真幻魔大戦』は読めないが、初期の傑作『サイボーグ・ブルース』や、徳間から出ていた『黄金の少女』を含む〈ウルフガイ〉シリーズがあるので、充分読みではある。
B00CS7HE34 B00F1IWFC2


古川日出男Kindle Singleで出されたこの短篇集が。
B01I8LZ6LU


星野亮。全く知らない作家なんだが、士郎正宗が表紙絵を書いてること(とあらすじ)が気になった。
B01C5SL86E


堀晃の『バビロニア・ウェーブ』。
B007TAKK4U


松尾由美はハヤカワ・SFコンテスト受賞のデビュー作『バルーン・タウンの殺人』を含む二作。
B00A6PUPTK B00KLWWOJM


眉村卓。創元SF文庫から出てる『司政官 全短編』が。
B007TAKP6I


三雲岳斗が書いた絶チルのノベライズとか。
B00AQBBVUQ


山本弘。単独の著作となると〈ビブリオバトル部〉の上と、『MM9』が対象になってた。
B01ESJZZ4E B007TAKNB0


夢枕獏は『猫弾きのオルオラネ』、〈サイコダイバー〉の一作目『魔獣狩り・淫楽編』と、釣りに関するエッセイがいくつか
B00HA567ZU B00GUGQXWM


以上かな。
ラノベも覗いてみたが全然わからなかったので、ハヤカワで本を出したことのある作家やSFMやSF系のレビューサイトに取り上げられたことのあるものに限定した。
「くくり」の問題もあると思うし、見落としも多いと思うが、まあ、そこはご愛嬌ということで。

*1:ただし『ターザンの世界ペルシダー』(ハヤカワ版の『地底世界のターザン』に当たるもの。"Tarzan at the Earth's Core")がない。ディズニーとの権利問題か?