ダビング10

「ダビング10」に関する運用規定改定案が決定 - AV Watch


いやあAV Watchの記事最悪。全然意味がわかんねえ。こんなDpaのプレスリリースコピペしたみたいな記事書くな○迦。
コピーワンスだった地上波デジタルテレビのコピー制限が9回まで認められるようになる、というのがこれまでの経緯で、その9回コピーの正式名称(笑)が"ダビング10"と改められ、それの運用規定案が、決定したという記事。
これについては、ITmediaの記事の方が、幾分わかり易い。


ITmedia +D LifeStyle:Dpa、「ダビング10」に関する運用規定改定案を策定


特に、以下の図。要参照(出典はDpa)。


結局は、アナログ出力した場合や音声についての規定がはっきりしたってことっぽい。
それと、

まず、ダビング10(個数制限コピー可)運用の可否は、コピー制御情報に含まれるコンテント利用記述子(関連記事)のcopy_restriction_modeを用いて指定する。コンテント利用記述子が存在しない場合のデフォルトも「個数制限コピー可」だ。


 ただ、放送局などの編成チャンネル情報を持つSDT(Service Description Table)や番組名・放送日時などを記述するEIT(Event Information Table)にはコンテント利用記述子を配置しないため、ユーザーはEPG(電子番組表)の画面を参照しても、その番組が「ダビング10」で放送されるのかを知ることはできない。

コピー回数の制御情報を、どの部分のデータを用いて記述するか、それと、それが番組情報に記載されるのかどうか。
でも、これって、番組によってはダビング10じゃなくコピーワンスの場合もあるってことだね。


てか、同じ日にこういう記事も掲載されてて、ちょっと摩訶不思議。

ダビング10の場合、録画した映像には、「おなじもの」と内部でひも付けた上で、解像度や記録形式が違ったり、一部を削除したりした映像を残しておくことができるようになっている。これらは、外からみるとまるで「内部でダビングしている」ように見えるが、ダビングとはみなされない。それらを別の機器や外部メディアに移した時のみ、「ダビング」と扱われることになる

オリジンである録画機器内でならば編集が可能で、それはダビング10に含まれない、ということらしい。


そういや、AV Watchの糞記事があまりにわかりづらいので、ダビング10についてググってたのだが、こんなブログが。


「ダビング10について考える」そしてどうなるのか?:ゆーじのパソテク話 - CNET Japan


文中の、「ダビング10について考える」シンポジウムとは、MIAUが開催したモノで、これが直接地デジの今後に影響を及ぼすとは考えられないけれども、シンポジウムの話は、ちょっと面白いね。
MIAUのシンポジウムについては以下を。


http://miau.jp/1200619927.phtml/


シンポジウム、無事終了 - コデラノブログ 3


全ファイルアップ完了 - コデラノブログ 3


http://blog.goo.ne.jp/ikedanobuo/e/e3b44ae168cda176cb937bf809bfe8ec/


再生リスト: 第一回ダビング10シンポジウム - YouTube


マイリスト 第1回ダビング10シンポジウム‐ニコニコ動画(RC2)


ITmedia +D LifeStyle:「ダビング10」はコピーワンスの緩和か (1/4)


ラス前ふたつは、ようつべとニコ動にうpされた、実際のシンポジウムの様子。
最後のは去年の記事だけれど、これも別意味で面白いかも。

地デジ対応テレビのほうはある程度普及するだろうが、アナログ停波予定の2011年には間に合わないだろう。アナログ停波は延期を余儀なくされる。さらに最悪なのは、いつまで延期すれば地デジ対応機器が普及するのかわからないことだ。もうなりふり構ってはいられなくなるので、行政から指導が入るだろう。ダビング10は廃止される。つまり、我々はダビング10対応機なんか買わずにそれまで待っていれば良いのだ。

そういう輝かしい未来が、ホントに訪れたらいいんだけどねー。