列福(れつふく/れっぷく)


インド・コルカタ(Kolkata)のスラム街での貧者救援活動で永遠に忘れられることのない業績を残したマザー・テレサの名は、アルバニアでは空港や病院、学校、道路など至る所に残されている。マザー・テレサは1997年に死去、2003年に列福された。


列福(れつふく、ラテン語: Beatificatio, 英語: Beatification)は、キリスト教カトリック教会において徳と聖性が認められ、聖人(Saint)に次ぐ福者(Beato)の地位に上げられることをいう。


福者(ふくしゃ Beatus)は、カトリック教会において、死後その徳と聖性を認められた信者に与えられる称号。この称号を受けることを列福という。その後、さらに列聖調査がおこなわれて聖人に列せられることもある。
他方、正教会での至福者・至福女(the Blessed) は聖人の称号のひとつであり、ローマ・カトリックで言う福者とは意味が異なる。たとえば正教ではアウグスティヌスを「福アウグスティン」と呼ぶが、この「福」はカトリック教会におけるような福者の意ではなく、聖人の称号の一つである。正教には「列福」「列聖」といった段階も存在しない。

Wikipediaには「れつふく」とあるが、「れっぷく」としている辞書もある。この場合、促音になるのが正しい発音なんだっけか?
ローマ教皇庁列聖省によって調査され判断される。聖人として認められることは、もちろん「列聖」と呼ぶ。