悪露(おろ)


■お産ナプキン:私の場合は生理用ナプキンで代用できそうなくらい
悪露が少なかったのですが、大容量のものを買ってしまったのでほとんど余ってしまいました。


悪露(おろ、lochia)とは分娩後の産褥時に子宮から排出される分泌物の総称。主として子宮粘膜の分泌液、血液、胎膜および胎盤組織の変性分解物からなり、赤褐色からチョコレート色を示すが、次第に色調は透明硝子様になる。ウシでは分娩48時間の子宮内の悪露は1,400~1,600mlあり、8日までに500mlに減少し、約2週間で消失する。ウマ、ブタ、ヒツジ、ヤギでは極めて少なく、1週間以内には排出しなくなる。イヌでは暗緑色で多量であるが、やがて透明になり、6~10日後には消失する。子宮の修復が遅れると悪露が停滞し、種々の細菌感染を招き、子宮内膜炎の原因となることがある。


産後2週間です。悪露もだんだん少なくってきたな、と思っていた矢先の昨夜、どぼっと5センチほどの茶褐色の塊の悪露(胎盤の残り?)がでてきて、ぎょっとしました。
子宮の収縮は良い、と入院先の産院では言われていました。塊が出た昨夜から今朝にかけては特に違和感は感じません。
良くあることでしょうか?それとも受診すべきでしょうか?


 分娩が終わると、膣より月経のような出血がみられます。子宮や膣から、中にたまっていた血液、胎児を包んでいた卵膜、リンパ液、子宮内膜のかけらなどが出てきます。これが悪露と呼ばれるものです。
産後3〜4日ぐらいまでは量が多く、子宮の収縮が進むにつれて少なくなっていきます。悪露の色や量は日を追うごとに変わり、産後の子宮や体の回復状態を知らせる重要な目安となります。
ママによっては、悪露の停滞や子宮内遺残物により子宮収縮が遅れる可能性があり、退院後も悪露の赤味が強くなったり、量が増えたり、後陣痛が強い場合、褐色の悪露が1ヵ月以上も続く、いやな臭いがある、微熱がある場合は、子宮や体に何らかの問題が発生して、病気が隠れている可能性が高いため、速やかに出産したお医者さんへ行きましょう。