Twin Peaks


世界には8000メートルを超える山が14座存在する。そこの酸素と気圧は平地の3分の1。気温は平均マイナス35度。まさに人間が生存できない世界である。


山の数え方は、たとえば、「一山(ひとやま)」の山とか、岳、峰を使うと思っていましたが、「座」という言葉も使うそうです。例えば、登山家の竹内洋岳さんが日本人初の8000メートル14座制覇へネパールへ出発したそうです。


http://weblog.hochi.co.jp/takeuchi/14summits.html


山の数え方に「座」を使う理由にはいくつかの説がありますが、昔の日本では山は神様の居場所で山に神様が座っていると考えられていた事から、「座」を使うようになったそうです。その他にも山は座ったままで動かないから、とかあります。


ベストアンサーに選ばれた回答
ID非公開さん


「座」は高い山を数える場合。
「山(さん)」「岳(がく)」「峰(ほう)」は、景勝地や登山で有名な山に用います。
(例:「世界7峰に登頂」)
普通に山を数える場合は「山(やま)」で良いようです。


以上、『数え方の辞典』(小学館・刊)を参照致しました。


私が注目したのは、山を数えるのに使われた助数詞である、
「座」
です。これは高い山の場合などに使われるんでしょうね。
日本新聞協会の新聞用語懇談会放送分科会で、ここ3年がかりで作った「序数詞の数え方」によると、
『山を数えるときには、山(やま・ざん)、座、峰(ほう)、岳(がく)などを使います。「山(ざん)」は、「出羽三山」「五山の送り火」のように、名前のある個別の山を数えるときに使い、特に名前にこだわらずに数えるときは、「ひと山(やま)」や「五つの山」などのように「山(やま)」や「つ」「個」を使います。
また、登山家の間では、大きなどっしりとした山は「座」、険しい山は「峰」とも数えます。
そして「岳(がく)」についてですが、この言葉自体は「山に山が重なっている状態」のことを指します。ただ、序数詞というより、「阿蘇五岳」のように、おおむね固有名詞として使われます。ちなみに「鎌倉五山」などというときの「山」は、山そのものではなく、お寺のことを指しています。』

と記されていて、「座」は、登山家の間では、
「大きくどっしりした山」
を数える時に使われるようです。今回は、世界にたった14しかない8000メートル超えの山々ですから、当然「座」がふさわしいのでしょうね。