メタルカラー

「メタルカラー」の時代


19.  物知りな名無しさん   2011年05月05日 14:14
科学技術と職人芸の融合というのは、日本と戦前戦中のドイツくらいしか無かったらしい。
大学の工学の学位と、現場での親方からの体験知の伝授と、両方身に着けていたのが真のエンジニア。
ホワイトカラーでありブルーカラー
戦後日本で言う「メタルカラー


英米だと科学技術はあり天才科学者や優秀な職人はかき集められても、案外と職人芸の継承が無かった。
そのまま途絶えた高度技術は多い。製鉄とか。
アメリカ社会特有の、ホワイトカラーとブルーカラーの棲み分けも厳然としていた。
トヨタの「カイゼン」が衝撃をもってアメリカに受け入れられたのもそれがあってのこと。
教育あるホワイトカラーさまが無知で下賎なブルーカラーどものアドバイスなんかを聞くなんてという驚き。
まあアメリカの場合は、ブルーカラー層の職人芸の伝授が無くても量産と規格化とマニュアル化と衛星国の技術(まさに日本の技術w)によって解決していたわけだが。


ドイツも戦後はマイスターの伝統が途絶えた。


日本もこのままだと危ないけどね。派遣化とゆとり化で。
20.  物知りな名無しさん   2011年05月05日 14:50