匁(もんめ)

【花珠落ち】アコヤ真珠ネックレスセット イヤリング Y-n-918e


Re:慣れの問題 (スコア:1)
Ryo.F (3896) : 2011年04月27日 13時33分 (#1943739 ) 日記


グラムとかがあるのにカラットとか使ったり

真珠の国内・国際取引単位には、「もんめ」が使われてますな。単位の表記は、mommeもしくはmomらしい。3.75g


No.12
回答者:azuki24 回答日時:2006/03/03 02:03
No.6 です。URLを訂正します。


> フリー百科事典の英語版に「List of English words of Japanese origin」と言う項目があります。
> http://books.yahoo.co.jp/book_detail/31333799


掲載項目は末尾。(アルファベット順に並べ替えてあります。)


ついでに、No.7 さんの


> 匁。もんめ。mon。
> 真珠の国際単位です。
> 日本では計量法の制限で.宝石としてカラット表示です。


真珠の国際取引で使用する「momme(もんめ)、単位記号:mom」は、日本の国内法でも“特殊の計量”として公認されています。「カラット」「トロイオンス」も同じ扱いです。


計量法第5条2項、計量単位令第5条・別表第6』
 宝石の質量の計量 カラット   キログラムの〇・〇〇〇二倍
 真珠の質量の計量 もんめ    キログラムの〇・〇〇三七五倍
 金貨の質量の計量 トロイオンス キログラムの〇・〇三一一〇三五倍


尺貫法は中国が起源である。西洋のヤード・ポンド法などと同様、当初は身体の一部の長さや、穀物の質量などが単位として使われていたが、次第に明確な定義が定められるようになった。その最たるものが前漢末、劉歆の三統暦にある黄鍾秬黍説であり、長さは秬黍(きょしょ。クロキビ)の1粒の幅を1分(0.1寸)、黄鍾と呼ばれる音律を出す笛の管の長さを90分(9寸)とし、さらに黄鍾の管の容積(810立方分)を1龠(0.5合)、黄鍾の管に入る秬黍1,200粒の質量を12銖(0.5両)とした。この黄鍾秬黍説が後の度量衡制の基準となった。歴代の王朝が法令によって度量衡を定めたが、特に長さの単位は時代とともに長くなり、唐代以降は1寸が3cm程度でほぼ一定した。中国のほか、中国の影響を受けた東アジア一円(日本、朝鮮など)で、その文化とともに取り入れられた。その後各地で独自の進化を遂げているが、値は中国の唐代のものからそれほど変化しておらず、元の値をほぼ保存している。
現在は、尺貫法を使用していた国はすべて国際単位系に移行しており、尺貫法を公式の単位としている国は存在しない。ただし、中国、韓国では民間レベルでは尺貫法の単位が使われ続けており、日本では国際単位系の単位を使用しているが、日本の住環境に適した尺度として、日本家屋の設計基準としては、尺を基準として使われることが一般的である。しかし、設計時の寸法基準はあくまでメートルである。 また日本の映像業界(テレビ・映画等)ではセットを建てる際などに尺貫法を主に使用している。
例外的に、真珠の取引単位は直径はセンチメートル、ネックレス等の長さはインチとされ、質量はグラム表記したことで混乱を招いた歴史があることから、世界的に「匁(もんめ、momme)」が国際単位として使われている。建築や不動産関係では土地や床面積の面積として、畳2帖の面積に相当する「坪」が非公式ながら常用されている。不動産取引自体に直接「坪」という単位は使えないため、例えば住宅の建設費で、坪当たりの単価を示す場合には「坪あたり○万円」を使わず「3.3平方メートルあたり○万円」の形で表記される。


(4)用途を限定する非SI単位(表4)
  (1)〜(3)以外に、海面における長さの計量等、特殊の計量に用いる「長さ、質量、角度、面積、体積、速さ、加速度、圧力、熱量」の計量単位についても、特定の使用分野に限って、法定計量単位として定めている(法第5条第2項)。
  これは、特定の分野において、表4の計量単位が国内外において広く用いられているため、非SI単位ではあるが、用途を限定して法定計量単位として認めているものである。したがって、定められた用途以外では非法定計量単位となる。例えば、真珠の質量を計るための「もんめ」単位は、真珠の質量以外の取引又は証明の用途に使用することはできない。