PIZZICATO ONE  小西康陽のソロアルバム


かりそめにも平穏であった自分たちの暮らしの上に作っていたこのアルバムが、果たしてこの価値観のすっかり変わってしまった日本において、あるいは世界に通用するのか、それは全く予想もつきません。それはいま、日本で音楽をはじめ、何か表現を職業とする人たちにとって共通の懊悩であると思います。