デブ声

新ゲッターロボ(1) [DVD]
という言葉を最初に見たのはとり・みき吹替本の中だったと思うのだけれど、その時、例として挙げられていたのが雨森雅司(初代の『天才バカボン』のパパ)や飯塚昭三ファーストガンダムリュウ・ホセイ)で、ちょっと吹替や声優に興味のある人なら、なるほどと思うのではないかいな。
でまた、これが富田耕生だとデブ声というよりオヤジ声、石田太郎ではパパ声なんだよね。
ただ、この微妙な感覚は、吹替ファンだからというよりもフケ専のホモだからかもしんない。
ハヤミブンタハヤミブンタ2
そういや小さい頃、最初に好きになったアニメのキャラクターは『大空魔竜ガイキング』のハヤミブンタだったんだけれど(笑)、このハヤミブンタの声を当ててた緒方賢一も、最近だと名探偵コナン阿笠博士戦国BASARA島津義弘を当ててるちょっと暑苦しいデブ声の人。
つか、このハヤミブンタってリュウ・ホセイの元ネタだよねえ。これを書きながら、いまさらながらに気づいたわ。
共に「ヤマトロボットアニメ」の群像劇で、地味だけれど頼り甲斐のある登場人物が自らを犠牲にして仲間を救うというのはホントそのまんま。
僕は、その後、自分がフケ専だと気づいたので、ガンダムの時はリュウ・ホセイよりもランバ・ラルとかレビル将軍派になるんだけど、"こっちの人"にはリュウ・ホセイもかなり人気があるし、ハヤミブンタを好きになったってのはおかしくなかった(?)んだな。


ここでようやく閑話休題
なんで「デブ声」の話なんか始めちゃったのかというと、ようつべでこんなのを発見したから。

これに武蔵坊弁慶というキャラが出てくるのだけれど、そのキャラを当ててる梁田清之という人が、なんともデブ声で良い。最初、「あれ?飯塚昭三さん?」と思ったぐらい。
最近、「気はやさしくて力持ち」のキャラってアニメでも特撮でも少ないけど(凄ーく不満だ)、そういうキャラも作ってこの人みたいな中堅さんも育てていかないと、こういうデブ声の系譜が廃れていっちゃうぞ。