脳手術後にアーティストとしての才能が目覚めた男性 - GIGAZINE

去年の脳出血以前と以後で違うことといえば、何度も書いたことだけれど、涙もろくなったことと暗算が苦手になったことかいな。
涙もろくなったというのは、もしかしたら直接関係はないかもしれないけれど、計算力の低下は絶対に脳出血の所為。
計算をしようとすると、以前はスラスラとイメージ出来ていた数字と数字との関係が*1、今は全然頭の中に湧いてこない。そこだけぽっかり抜け落ちている。
脳出血前の、暗算が普通に出来てた記憶はもちろんあるので、それが出来ない状態というのは、自分のことながらなんとも変で、気持ち悪いと同時に興味深い。


あと、最近気づいたのだが、不思議なことにカラオケを歌うときのキーが変わってしまった。
たとえば、音域が合わずそれまで一音下げて歌っていた歌を、今では半音上げて歌っている。
声帯や耳の物理的な構造が変化した筈はないので、耳でとらえた音を判定する、脳内のオシロスコープみたいな機能が脳出血で狂ってしまったのだろう。
唯一の救いは、歌の上手さ(下手さ?)はあまり変わらなかったこと。
フケ専なのに歌がヘタクソなんて、目も当てられないからね(笑)

*1:いまにして良くわかるのだが、計算って数字の関係性のイメージなんだね。