晴眼、墨字、指数弁


228 :202: 01/11/10 00:00
>>199
説明ありがとう。
盲人の種類も勉強になったけど「晴眼」や「墨字」って言葉が新鮮だったよ。
「目が見える状態の目」や「目が見える人のための字」にも呼び方があるんだね。
それを知らなかった俺は、見えるのが当たり前って意識でいるわけだ。


皮膚は人体で最大の活動的な「臓器」らしい。
ただのレザーコートだと思ったら大間違いなんだってさ。


208 :病弱名無しさん: 01/11/09 05:08
>202
>「全盲人」というのは「盲人」とは意味が違うの?


盲の区別は4種類あるといわれ、視力が0.02未満のひとのうち、
全盲       視力機能が無く、明暗が区別できない
明暗弁(光覚)  明暗を識別でき、かすかに物体の有無がわかる
手動弁(眼前手動) 目の前で手を振ると、その動きがわかる
指数弁(眼前指数) 目の前に指を出すと、それが何本かわかるということになっています。
ですが、教育的なことを考えると、点字を常用し、視覚以外の感覚を活用した学習をする人を盲(児)と呼んだほうがいいのではないか、と言われます。なぜなら、今、いろいろな視覚補助具などによって0.01の視力でも点字ではなく普通文字(墨字)を用いて学習する児童が増え、盲と弱視の境があいまいになってきているからです。


なお、生まれつきの盲の方は先天盲、途中で失明された方は中途失明と呼ばれますが、全盲の方でも、視覚的な経験があった中途失明の方と、生まれつきの先天盲の方とではたとえば「かわいい」というある種視覚的な概念の理解の仕方が違うようです。