IN RAINBOWS

In Rainbows
入院につきヒマだあああああああ〜〜〜〜っ!!!


てな訳で、ちょっと前に聴いてたのを思い出しながら、W-ZERO3から感想を書き込み。
と云っても、あんま書くことはなくってさ。そろそろ『OK Computer』以降の、なんちゃってプログレ路線も、飽きたよねえ、という話。


レディへって、僕の中では、シューゲイザー末期にデビューした、"残り物"みたいなイメージしかなくて。
轟音ギターって訳でもなく、ポップスって訳でもなく、どっちつかずなバンドだなあと、ずっと思っていた。
でも、その半端バンドの2ndアルバムが、何故かアメリカ人にウケちゃって(それもまあ、当時のカレッジチャート・バブルのおかげなんじゃね?と思うのだが…)、その、売れた2ndの印税で、機材買いまくってアルバム作ってみたら、「何故か往年のプログレ風味アルバムに自然になっちゃっいました〜(^_^)/」というのは、ロキノン辺りで『OK Computer』以降を語るときに、まことしやかに噂される話。


でもさ、結局は、そういうのって根ナシ草な訳よ。おんなじモンを拡大再生産してるだけで、「じゃあ次はどうなるの?」みたいなワクワク感がない。これだったら、まだトム・ヨークのソロの方が聴いてて楽しかった。
てか、それは畢竟、このグループのバランスが、やっぱトム・ヨーク寄りに引きずられてるからじゃねーのー?ということである。バンドの力学が働いてないんさ。
それはそれでアリだとは思いますけどねー。昔、Japanっていう似たようなバランスのグループのことを、好きだったこともあるし(笑)



まあ僕は、1stとか聴いて、「なんだか思い切りの悪いギターバンドだなあ」とか思ってて、その後、『Kid A』でレディへを再発見したボンクラファンだから、このバンドに、それほど思い入れはないし、それが一層、今回のアルバムを、散漫に聴かせるのかも。


クリムゾンみたく、メンバーをドラスティックに代えて音楽的な新鮮さを維持する訳にも、いかないだろうしなあ…