ワールド・オブ・ライズ

ワールド・オブ・ライズ 特別版 [DVD]
さあ障害者二級になっちゃったし、まずは映画でも観るべと思ったんだけれど(障害者割引で千円だしさ)、『地球が静止する日』と思っていたのに微妙に時間が合わず、ディカプリオ映画になっちゃった。


映画自体は、暴力描写がめっちゃハードな、良質のアクション映画。最近のプロップ(映画撮影用の模型のこと)はCGと上手く組み合わせてあるから、現実と見分けがつかなくて困る。テロリストの頭をマシンガンで撃ち抜くカットとか、めっちゃリアルで息を飲んじゃいます。
それに比して、主人公のディカプリオの設定が、優秀なスパイの筈なのに、もースッゲー馬鹿で甘ちゃんで、全然感情移入出来ない。
あんな甘ちゃんじゃ、優秀なスパイには絶対見えないって。
前半、ゴイゴイアクション一辺倒だったのが、途中でノリが急に変わっで、それこそ色恋沙汰のエピソードが挿入され始めたので、「あーディカプリオが脚本にケチを付けたんだろうなあ」と、ついつい勘ぐってしまいました。
子役スターじゃないけれど、この人も、若い時分から上手いこと脱皮出来てないみたいですなあ。


ラッセルクロウは、相変わらず文句なしに可愛くて、それは良かったんですが(笑)、つーか、この人、このままデブ役者の道を歩むつもりなんでしょうか?